保証を捨ててギガバイト RTX2070「GV-N2070WF3-8GC」をパッカーンしてグリスを塗り直しました。
Mini-itxの窒息ケースなのでGPU温度が心配でしたが熊グリス「Thermal Grizzly Kryonaut」で温度はガツッと下がり効果アリでした。
※GPUクーラーを外した瞬間にメーカー保証は切れるのでご注意!
7本のネジを緩めるだけで分解可能
ギガバイトのRTX2070は赤丸で囲った7箇所をプラスドライバーでネジを外すだけ。
他のネジはバックプレート用。
ネジを外してやると…
簡単に分解が出来ました。
クーラーの作りは最廉価モデルとあって軽くてちょっと心もとない感じです。
ダイレクトタッチ?のヒートパイプも2本だけですし。
ちなみに重量は測ったら792gしか無く「グラボってこんな軽かったっけ?」と思った程です(1Kgオーバーは当たり前と昔の感覚から思ってました)
グラボに熊グリスを塗ってみる
グリスを拭き取ってやるとRTX2070のGPUチップ「TU106-400-A1」が登場。
ネットでチップ型番をググると台湾製しか出てきませんでしたが韓国製もあるんですね。
搭載GDDR6メモリはサムスンだったので関係あるのかな?(多分ない)
案外グリスは固くなく付属のヘラで塗るも少しはみ出る…Thermal Grizzly Kryonautは非伝導性だから大丈夫と信じる。
塗り終わったら再び7本ネジを締めてグリス塗りは終了。
ちょっと厚塗りかも。
FF15ベンチを行って負荷を掛けてみた
FF15ベンチマークを2回ループさせたときの温度をGPU-Zで読んだ値を下記に。
ファンは温度に関係なく100%で稼働させました。
室温19度。
アイドル時温度 | 最高温度 | |
標準グリス | 40℃ | 76℃ |
熊グリス(Thermal Grizzly Kryonaut) | 36℃ | 68℃ |
グリス塗り替えって効果あるんですね。
PC起動時の温度からして標準と比べて低く最高温度も窒息ケース(Abee RS01)なのに70℃を下回りました。
ゲームをプレイする際は使用率が常に100%では無いはずだから実際のプレイ中はもう少し下がる気がしてます。
これから暖かくなるし夏でも戦える気がする。
保証は無くなるけどグラボのグリス塗り替えはオススメ。