【ドロリッチ】容量を減らした実質値上げ。メーカーの言い訳が酷い話
最近、お値段据え置きで容量を減らす実質値上げが多いよね
新型コロナの影響で輸送コストとか上がってるらしいよ
ドロリッチがリニューアル。
お値段据え置き(150円)で内容量を180g→120gに減らす実質値上げが目立ちます。
※ドロリッチは2019年3月に生産終了となりました。
食品で3分の1は減らし過ぎじゃね?
僕の好きな牧草も3分の1に減らされたらキレるわ
一消費者としては「メーカーもコストの面で色々大変なんだろう」と思いたい所。
しかし実質値上げと思われたくないのか、理解に苦しむ言い訳も…
メーカー側の悪い都合を「消費者を想った結果、容量を減らしました」という言い方に反感を買いそう。
素直が1番や
江崎グリコ ドロリッチ
- 内容量:180g→120g
- 価格据え置き150円(税別)
メーカー側の言い訳
- 女性の手にフィットしやすいパッケージ形状を変更した
- 仕事中に心置きなくスイーツを手軽に楽しめるよう60g減らした
納得できる?
言ってる意味がわからん
パッケージ変更の理由を「手が小さい女性にも持ちやすい」と転換。
更に「スイーツをオフィスで手軽に楽しんでほしいから」という言い訳。
量を減らした分、価格を下げた方が消費者的に手軽だよ。
量が減ると仕事中に心置きなくスイーツを手軽に楽しめるそうですよ。
ドロリッチの容量推移 | 容量 | 価格 |
---|---|---|
2008年 | 220g | 150円(税抜) |
2014年 | 200g | 150円(税抜) |
2015年 | 180g | 150円(税抜) |
2017年 | 120g | 150円(税抜) |
2008年の発売から100gも減っとる!?
明治 おいしい牛乳
- 1000ml→900mlに減らす
- お値段は据え置き
メーカー側の言い訳
- 容器の横幅を5mm細くし量を減らす事で筋肉への負担が1割軽減され、手の小さな子どもや握力の弱い高齢者も持ちやすく
- 人口動態やお客様の飲用実態の変化に合わせ、最後までムダ無くおいしく飲むことが出来る内容量として900mlになりました
子どもや高齢者の事を思って減らすなら値段下げても良くない?
高齢者云々は、値段を据え置く為の言い訳だよ
素直に「コスト高です。容量減らします」と言えない模様。
捨てるか飲むかは消費者の自由。900mlを強制する必要はありますか?
ガリガリ君を見習って「コスト高」と言えば消費者の角が立たない
ガリガリ君は2017年に60円→70円に値上げ。
理由が「アイスの棒と果汁の原材料高騰によりコスト高が企業努力だけでは限界」と発表。
そしてわざわざ値上げを謝罪するCMまで打ち好感度UPに繋がりました。
ピンチをチャンスに変えましたね。
企業努力の末の実質値上げ。それは仕方の無い事。
しかしメーカー側の「理解に苦しむ言い訳」は消費者の反感を買うだけでは?
「森永 マミー」も900mlに減量。
「乳原料の高騰と梱包資材価格上昇のため」と素直な値上げ理由。
まわりくどい言い方をするから反感を買うんだよね