看護学校って留年しやすいのをご存知ですか?
今回は「看護専門学校」の留年の仕組みについて記事にしました。
生半可な気持ちで学校生活を送ると簡単に留年してしまうので注意!
この記事の目次
1単位でも落としたら留年は学校によるけど本当
看護学校で留年する仕組みは簡単で「必修科目が多すぎる」からです。
上の画像は全国の看護学校で使用される医学書院の教科書です(これをベースに国試試験が作られます)
ざっと70冊ありますが私の学校では全て必修科目扱いです。
英語など必修科目で無い教科もありますが数える程しかありません…
その為、一般大学や専門学校のように「単位を落としても大丈夫な教科が無い」ので看護学生は必死で勉強してます。
私の学校では1年生の夏休み前に留年が確定すると言ったシャレにならない事も起きております。
特に自分の勉強方法が確立してない高校卒業したての現役生に多いそうです。
単位を落とすと授業が受けられない&実習に出られない
厳しいことを書きましたが学校規則では「1単位でも落とすと留年」とは書いて無く「3単位で留年確定(うちの場合)」となってます。
しかし「実質留年」という罠があり下記に例を記載しました。
例 基礎看護学方法6を9月に単位未履修となる。
- 10月から始まる基礎看護学方法7の講義に出れない
- 11月の実習に参加できない
- 基礎看7&実習が受けれないと関連講義も全て受けれない
と言った感じで1つでも単位未履修となると連鎖的に単位を落としていき、留年が確定する恐ろしい世界なんですよ看護学校って奴は…
進級できても4月時点で留年確定という悲しい事も…
学期末に単位を落とした場合、うちの学校では2つの選択肢を与えられます。
- もう一度1年生をやり直し、学期末に落とした単位を取得
- 2年生に上がり未履修教科を取得し受けれなかった教科&実習単位を取得
2番を選んでも2年生時点で留年が確定という悲しい選択肢…
カラクリとしては
- 2年生の講義の裏で落とした単位を取得しに行く
- 当然2年生の講義には出られない
- 2年生で取る必要がある必修単位が取れない
看護学校は、とてもタイトスケジュールで動いてる為、必ずダブルブッキングが発生し4月の時点で留年が確定してしまう仕組み。
一般学校の感覚で入学すると痛い目に合うので注意してね
実質留年の仕組みを聞いた時は「理不尽すぎる…」と思いましたが生徒は決められたルールを守るしかありません。
学校によっては単位を落とした人への救済処置として「レポート◯◯枚で単位取得」などもあるみたいですが、うちは無いので容赦なく首切りでテストがやってくる度に恐怖してます。
これから入学を目指す人へ「入学がゴールではなく長いゴールへ向けてのスタートだよ!」と言いたいです。
受験ガンバって。