「専門実践教育訓練給付金」の対象校へ入学しました(男子看護学生)
「給付金は幾ら貰えるのか?」を記事にしました。
社会人から看護師を目指す方に役立つ給付金制度ですよ。
最初に話すと筆者の場合毎月15万円貰ってます。
専門実践教育訓練給付金ってどんな給付金?
専門実践教育訓練給付金とは
社会人のキャリアアップを国が支援する制度で、厚生労働大臣が指定する講座(対象校)を受講すると支払った教育訓練費(学費など)の50%がハローワークから支給されます。
また、資格取得後1年以内に雇用保険被保険者として働く場合、支払った教育訓練費の20%が追加支給される制度。
在学中と合わせて70%も学費がキャッシュバック。
返済不要の給付金なので対象校に通うなら絶対お得な制度(しかも雇用保険から出るお金なので確定申告の必要無し)
詳しくは厚生労働省のHPを見てね。
・専門実践教育訓練給付金に関するよくあるご質問 |厚生労働省
・専門実践教育訓練給付金が拡充されます
キャッシュバック対象額は200万円(筆者の場合)
教育訓練費(学費)=看護学校でかかるお金全てが対象では無くキャッシュバック対象訓練費は限られているので注意。
・入学金
・授業料
・実習費
・施設管理費
・教材費(教科書など)
・交通費
・健康診断費など
筆者が通う看護専門学校の対象教育訓練費は200万円(非対象経費含め270万円)
教科書は学校から購入し領収書が貰える場合、授業料として計上可能。
業者から購入するパターンだと学校からの領収書では無いので対象外になります。
私のキャッシュバック金額は135万円
教育訓練費のキャッシュバック申請は6ヶ月毎となっており半年ごとにお金が戻ってきます。
しかしキャッシュバック金額については下記条件アリ
- 在学中は年間40万円上限(3年間だと120万円上限)
- 資格取得後の20%合わせて合計168万円上限(3年間受給の場合)
筆者のキャッシュバック予定金額を表にしました。
在学中支給額=期ごとの教育訓練経費×50%
資格取得後=合計教育訓練費x20%
対象教育訓練 | 支給額(戻るお金) | |
第1期(6ヶ月目) | 60万円(入学金含め) | 30万円 |
第2期(12ヶ月目) | 30万円 | 10万円(※1) |
第3期(18ヶ月目) | 30万円 | 15万円 |
第4期(24ヶ月目) | 30万円 | 15万円 |
第5期(30ヶ月目) | 30万円 | 15万円 |
第6期(36ヶ月目) | 20万円 | 10万円 |
資格取得した場合(20%) | – | 40万円 |
合計 | 200万円 | 135万円 |
※1 30万x50%=15万円だけど年間上限40万円に引っかかるので10万円
200万円の内、135万円も学費が戻ってくる計算となりました!
これだけ戻ってくるとリーズナブルに看護師資格の取得が可能。
まとめ:対象校は少ないけど間違いなくお得な制度
お得な「専門実践教育訓練給付金」ですが看護学校の対象校は全国で240校程。
1県あたり4〜5校しか無いので対象校の入試倍率は高め(東京でも10校くらい)
しかし学費負担を国が支援してくれる、この給付金制度を使わないのは勿体無い。社会人から看護師を目指す方は活用してみては?