Fiio X5 3rd generationと一緒に購入したイヤホンの音質レビューとなります。
1万3千円のシングルBAでハイレゾ周波数まで対応と驚きスペックなイヤホンです。Fiio X5 3rdは過去に記事にしてますので宜しければ読んでみてください。
解像度が向上したFIIO X5 3rdをBAイヤホンで音質をざっくりレビュー【ハイレゾDAP】
スペック、外観と内容物のチェック
- 再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
- インピーダンス:24.1Ω
- 能率:98.77dB
Knowles製フルレンジBAユニットが搭載してるみたいですがシングルBAで40kHzの高域まで再生出来る点に注目です。
付属品はイヤーチップS.M.Lとケースです。
ケースはふにゃふにゃした感じでは無くガッシリしてるので誤って踏んでも問題ない強度があります。
プラスチックハウジングですが透明感があり鮮やかな赤色です。
シルバーのケーブルと相まって引き立ちます。
ちなみに装着感はバッチリです(Westoneのイヤホンと同じ位イイ!)
ケーブルは、しなやかで軽く一見華奢に見えますがケブラー繊維が織り込んであるので、ちょっとやそっと引っ張った位で断線する心配は無いと思われます。
4芯ケーブルなのでバランスプラグに買えたいと言った場合も簡単ですよ。
線材はシルバーと銅の合金素材らしいです。
将来、緑化しないかが心配…
脱着可能でMMCXでは無く2ピン(ボケててすいません)
私的にはMMCXはクルクル回るし接続不良が稀に起きるので2ピンの方が安心感がありますね。
帯域別に音質レビューしてみました
あまり良い耳ではありませんがここから音質レビューです。
☆5つで採点し曲はボーカルが上手く聴こえるかを基準に坂本真綾さんから「tune the rainbow」をチョイスしました。
使用DAPはFiio X5 3rdです。
※6/29 AK70でも本機種を使ってみました。
Astell&Kern AK70 Twilight Roseの音質・サイズ感をざっくりレビュー
全体的な音の傾向
寒色/暖色で言うとウォーム系(暖色)で繊細でまろやかな音作りです。
ひとつひとつ鳴っている音がハッキリ分かるので分解能は高いと思います。
また、音が広がって聴こえるのでこれでシングルBAか!?と驚く場面もありました。
高音
★★★★☆4つ
解像度が高く繊細で聴き疲れせず自然な音だと感じました。
刺激があるというより、まろやかな方向なのでドンシャリイヤホンを使っていた方が聴くと物足りないかもです。
中音
★★★★☆4つ
非常にボーカルが伸びて気持ちいい。
坂本真綾の芯のある声が良く出音出来ています。
けど女性特有の艶や色気と言った部分はもう一歩惜しい!って感じです。
ちなみにボーカルを聴かせたら1番と思わせるイヤホンはfinalのheaven VI(生産終了品)
これでtune the rainbow聴いた時は感動を覚えました。
低音
★★★★★5つ
芯があり締まった低音でボワつきなどは一切ありません。
低音の解像度も高くダイナミックと遜色無し。
残念ながらダイナミック型のような音圧を感じる迫力のある低音ではありません。
しかしBA1発で締まった低音が鳴る事に驚き★5つ付けました。
1万円前半イヤホンとしてはアタリだと思う
競合イヤホンが多い1万円台イヤホンの中でもバランスが良くかなり聴きやすい高音質イヤホンだと思います。
DAPとの組み合わせでは無くスマホでも十分使いやすいモデルですよ。
関連記事
・解像度が向上したFIIO X5 3rdをBAイヤホンで音質をざっくりレビュー
・デジタルオーディオプレーヤー(DAP)が欲しい!2万円〜5万円の価格別おすすめ5機種まとめ