仮想通貨マイニングブーム加熱により一昔前はPC用マザーボード1枚にグラフィックボード4本〜5本でのマイニングが主流でしたが、現在はマイニング専用マザーボードの登場により6本〜13本対応製品が急激に登場しました。
そこで今回はRX580/RX570/GTX1060等に限らず6本以上対応のマイニング向けマザーボードをまとめてみました。
※8/25 ASUS 「EX-B250-V7」「B250 Expert Mining」を追加しました。
関連記事
・【イーサリアム相場下落】RX580 仮想通貨マイニング6月収支報告…10万円届かなかったぁぁ
・RX570/RX580で仮想通貨のマイニングをして儲けよう!準備編【ビットコイン】
この記事の目次
- 6本差し対応マザーボード
- ASUS 「EX-B250-V7」※8/25追加
- BIOSTAR「TB250-BTC」
- BIOSTAR 「TB350-BTC」
- GIGABYTE 「H110-D3A」
- ASRock 「H81 Pro BTC R2.0」
- ASRock 「AB350 Pro4」
- 7本差し対応マザーボード
- ASUS 「H270-PLUS」
- MSI 「Z170A GAMING PRO CARBON」
- 8本〜19本差し対応マザーボード
- ASUS 「PRIME Z270-A」
- 12枚対応 BIOSTAR 「TB250-BTC PRO」
- 13本対応 ASRock 「H110 PRO BTC+」
- 19枚対応 ASUS 「B250 Expert Mining」※8/25追加
- まとめ
6本差し対応マザーボード
GPUマイニングの主流だと勝手に思っている6本差し対応マザーボードはASUS/ASRock/BIOSTARなどの大手メーカーが専用品を出すなど種類が豊富です。
ASUS 「EX-B250-V7」※8/25追加
ASUSからもマイニング専用マザーボードが登場!
高温、高湿度環境でも連続稼動を目的とした高耐久仕様みたい。
CPU、メモリーの盗難防止対策用の治具が付属するなどユニーク。
BIOSに「Mining Mode」を搭載し6本のビデオカードを安定稼働。
M.2スロットをあえて省いてPCIeの帯域を確保してる点がポイント。
BIOSTAR「TB250-BTC」
B250チップセット搭載で専用品なので難しいBIOS設定などをする事も無くすんなり、ライザーケーブル接続したビデオカードが6本認識するのがウリなマザーボード。
安価なLGA1151 Celeron G3900などのCPUとの組み合わせがオススメ。
BIOSTAR 「TB350-BTC」
マイニング専用マザーボードとしては初?となるAMD Ryzen5/7用のマイニングマザーボード。
CPU自体はハイスペックなものの2万円〜と高価。
GPUマイニングにはCPUパワーが必要無いのでCPUで掘れるコインをGPUマイニングと同時に行うならアリかも。
【バランシェファティマならバスクチュアルちゃんです(^o^;)】新製品 BIOSTAR TB350-BTC¥12,722(税込)意外に無かったRyzen5/7用のSocket AM4のマイニング向け仕様ATXマザー。別売のライザーケーブルを使って最大6枚のGPU制御に特化した機種 pic.twitter.com/Wk914W6Bwq
— PC DIY SHOP FreeT (@PCDIYFreeT) 2017年6月30日
GIGABYTE 「H110-D3A」
ギガバイトからもPCIe x16 1本 PCIe x1 5本搭載の仮想通貨マイニングに特化したマザーボードが登場しました。
まだAmazonには登録がありませんが、7月中旬には秋葉原のPCパーツショップに出回るそうです。
秋葉原のバイモアにて販売を直接確認しました!
価格は12000円程とTB250-BTCとそう変わらず。
GA-H110-D3A (rev. 1.0) | Motherboard – GIGABYTE(公式HP)
ASRock 「H81 Pro BTC R2.0」
H81チップセットと旧世代の製品ですが、最近アスロックが「R2.0」と型番に付けて再販した製品。
LGA1150やDDR3メモリなどが余っている人には資産活用が出来るマザーボードです。
逆にCPUを新品で手に入れてまで使うマザーボードでは無いのでお気をつけを。
ASRock 「AB350 Pro4」
TB350-BTCと同様にAMD Ryzen用マザーボード
PCIe x16 2本、PCIe x1 4本搭載で専用品では無いものの海外では6本差し認識実績アリのマザーボードです。
7本差し対応マザーボード
マイニング専用マザーボードでは無いものの認識実績アリのマザーボード紹介となります。
私も現在7本でマイニングしております。
ASUS 「H270-PLUS」
PCIe x16 2本、PCIe x1 4本を標準で搭載しており一見6本までの対応に見えますが、M.2スロットをPCIe X4に変換する事により7本までグラボが認識します。
しかしこの変換アダプターは中国からの輸入位でしか手にはいらないので入手性に難アリ(aliexpressで4〜5ドルくらい)
6本対応マザーボードとしては安価なので6枚用として使うのが良いかも。
MSI 「Z170A GAMING PRO CARBON」
MSI Intel Z170搭載 第6世代Core i7(LGA1151)対応 RGB LED搭載 ATX ゲーミングマザーボード MB3574 Z170A GAMING PRO CARBON
私が現在RX580 7枚で使用しているマザーボードです。
特に難しい設定も要らずに認識しており耐久性もあるので気に入ってます。
現在は新品で手に入りづらいのが難点…
8本〜19本差し対応マザーボード
ここまで来ると紹介できるマザーボードが少ないのでまとめました。
13枚対応とか変態なマザーボードはあそこしか無いですよね…
ASUSが19GPUと訳の分からないマザーボードが。
ASUS 「PRIME Z270-A」
PCIe x16 3本、PCIe x1 4本搭載しており「H270-PLUS」と同様にM.2スロット→PCIe X4を使うことにより8本差しに対応します。
7枚用として考えるのが良いかも。
12枚対応 BIOSTAR 「TB250-BTC PRO」
「TB250-BTC」の上位版として「TB250-BTC PRO」として近々リリース予定みたいです。
秋葉原のバイモアにて販売を確認!
ASRockと違いPCIe x1スロットの配置に余裕がありライザーケーブル同士の接触によりショートを防ぐとの事。
TB250-BTC PRO Ver. 6.x INTEL(公式HP)
13本対応 ASRock 「H110 PRO BTC+」
変態ASRock先生がやってくれました!13枚対応マザーボードです。
PCIe x16が1本にPCIe x1が驚異の12本とレイアウトがギチギチ過ぎて笑ってしまいます。
7月7日発売で価格も1万5千円と安価なので私も買おうと思います。
購入しましたがまだ組んでないです…
注意点が1点あり現状のAMDビデオカードドライバでは8枚までの対応の為、現在AMDとASRockが共同でドライバの開発を行っており、新ドライバアナウンスがあるまでは8枚までの対応となります。
8/1 追記 このマザーボードはAsrockとethOS(マイニング専用Linux)を開発した会社と協力して作ったみたいでethOSだと13枚問題なく認識しWindows環境だとAMDのドライバ待ちのようです。
OS販売先はコチラ
19枚対応 ASUS 「B250 Expert Mining」※8/25追加
PCIe x1の配置が訳の分からない事になっているマザーボード「B250 Expert Mining」
仕様も変態度が高く
- メリット1:19個のPCI-Eスロット
- メリット2:ATX24ピンコネクタが3つ(電源を3個接続可能)
- デメリット:Windows環境だと16GPUまで(19本はLinux等で)
Windowsでは真価が発揮出来ないのでethOSなどのマイニングOSで19GPU使えそうです。
リグが止まると5000円/日 相当の損失が…恐ろしい。
まとめ
ざっと現行製品でのマイニング向けマザーボードをまとめてみましたが、簡単に手間なくマイニングしたいという事でしたら「TB250-BTC」が1番ベストかなと思います。
ASRockからもLGA1151用の6枚対応マザーボードが出てくれると嬉しいんですが。
ユニークな製品が続々と出てきて面白くなってきました。
よいマイニングライフを!
・ZaifはマイニングしたETHなどを売買できる国内大手取引所です。
・仮想通貨取引所バイナンス(香港)公式サイトはコチラ↓↓
関連記事
・RX570/RX580で仮想通貨のマイニングをして儲けよう!準備編【ビットコイン】