以前から気になってたワイヤレスノイズキャンセリングヘッドフォン「MDR-1000X」が新型後継機「WH-1000XM2」発売によってお買い得なお値段になったので購入レビューです。
10年位前に聴いたBluetooth+ノイズキャンセリングヘッドホンの音質が悪かったのでネガティブイメージを持ってましたがMDR-1000Xを聴いた瞬間、考えを改めました。まさに目からウロコ。
この記事の目次
WH-1000XM2はマイナーチェンジ版だと思った
見た目はMDR-1000Xと変わらないWH-1000XM2の音質差が気になり実際試聴した結果1万円の差は感じなかったのでMDR-1000Xを選びました。
新型WH-1000XM2で進化したポイント
- 音質向上:低音が少し増えてたかな?
- スマホアプリ対応:バッテリーレベル確認/イコライザー調整可能に
- 対応コーデックaptX-HD追加(1000XはaptXまで)
- バッテリー接続時間向上:NCのON時30時間と10時間伸びた
- クイック充電機能:10分で70分使用可能
と機能がモリモリ追加されましたが肝心の音質が、ちょっと低音多いかも?と感じました。
イコライザーにて調整可能らしいですがイコライザーはあまり好きじゃないので個人的にWH-1000XM2の音質チューニングは合わなかったです。
ただ今回の新型は気圧計を内蔵し飛行機搭乗中の気圧変化も検知しノイズキャンセリング性能を最適化してくれるみたいなので、外での使用が多い方にはNC性能向上やバッテリー時間向上の恩恵を受けれるかも知れません。
私は基本的に家での使用がメインなのでMDR-1000Xに決定!
接続はLDAC搭載のXperia Z5 Compactとiriver AK70(aptX)使用中
1000XとのBluetooth接続はLDAC対応「Xperia Z5C」とaptX対応の「AK70」を使用。
どちらのコーデックでも私の聴感上かなり高いレベルで鳴ってますがaptX(16bit/48kHz 384kbps)よりLDAC(24bit/96kHz 990kbps)の情報量が多いおかげか高音域が少し明るく聴こえる気がします…
有線接続と遜色無い音に驚いた!
音質は誰が聴いても「音が良い!」と思わせるクリア&高解像度な音作りで楽器の弦を弾く細かい音まで綺麗に拾ってくれますし低音も必要十分。
初めて流した曲は宇多田ヒカル「道」でしたが弾む締まった低音と前に出るボーカルに感動しました。
曲ジャンルを問わないのでロックからアコースティックな曲まで何でも来い!って感じです。
私が昔に聴いたBluetoothヘッドホンと比べると音質は雲泥の差でワイヤレスヘッドホンの技術進化を実感。
まだ鳴らして10数時間なので40mmダイナミックドライバのエージングによる音質変化が楽しみ。
ヘッドホン側面を指でなぞるだけで操作が出来て便利
スマホを触ること無くヘッドホン右側を指でなぞると曲送りや音量調整が可能。
私は左利きで勉強中はペンを左で持つ為、空いた右手での直感的操作は集中を切らさないのでGood!
スマホ触って曲送りやっちゃうと私の場合そのままスマホいじいじの可能性アリ笑
ワイヤレス=音質が悪いと思ってる方にこそオススメなヘッドホン
私と同様に昔、無線イヤホンやヘッドフォンを聴いて音質が悪いと思った方に1度店頭やソニーストアで聴いて見て欲しいです。
多分考え方が変わると思いますよ。
絶対的な音質は有線に敵わない面もありますが線が無い快適性は最高です(音と快適性のバランスが良い)
価格が安くなってるMDR-1000Xは市場在庫のみだと思うのでお早めに。
あっノイキャン部分をレビューしてなかった…また次回で。
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