【音質レビュー】ATH-CKR7TWとBeoplay E8を聴き比べしてみた【フルワイヤレスイヤホン】

先日購入したオーディオテクニカ「ATH-CKR7TW」を所持している「B&O Beoplay E8(レビューはコチラ)」を音質面と外観を比較したレビュー記事です。
フルワイヤレスイヤホンはどんどん音質が良くなってるので両機種オススメ機種。
価格帯が同じな為、悩んでる方の参考になれば嬉しいです。
前回の開封レビュー記事
https://www.dekarin.com/entry/ath-ckr7tw-review-url

携帯性とオシャレ感はBeoplay E8が勝ち
一般的に完全ワイヤレスイヤホンはケースに入れて充電しながら持ち運びますが、大きさはE8が圧倒的にコンパクト。
ATH-CKR7TWはE8と比べ横幅が1.5倍、厚みが1.2倍くらいとパット見で二回りくらい大きい…
手ぶらでイヤホンのみ持ってく場合、ジーンズのポッケにCKR7TWのケースは入らないのでBeoplay E8を持ってくようにしてます。
オーテクの方はカバンに忍ばせて運用中。
ちなみにE8は表面が革製なので肌触りが良いのとオシャレ。
イヤホン本体のサイズ感は一回りATH-CKR7TWの方が大きく、耳に合う人と合わない人が極端に分かれているみたい。
筆者はシリコンの装着サポート(3Dループサポート)+Sサイズのイヤーピースで安定感バッチリ。
イヤホン重量がCKR7TWが片側9g、E8が(右側7g/左側6g)と2グラム差は大きくCKR7TWの装着時は「ちょっと重みを感じるなぁ」と思うときも。
E8は長時間装着でも違和感が少ないです。
E8の方がコンパクトで装着時の耳からの出っ張りは少なめ。
女性にはE8の方がオススメかも(本体サイズ&デザイン的に好まれそう)
Beoplay E8のデザインは洗練されてて好きですね。


CKR7TWは最新スペック盛り盛り仕様
音質比較の前に両機種のスペックは下記。
ちなみにCKR7TWはBluetooth Ver5.0と最新(E8は4.2)
ATH-CKR7TW | Beoplay E8 | |
再生時間 | 連続6時間(ケース込み15時間) | 連続4時間(ケース込み12時間) |
再生周波数 | 5~45,000Hz | 20〜 20,000Hz |
ドライバー | 11mm ダイナミックドライバ | 5.7mm ダイナミックドライバ |
対応コーデック | aptX、AAC、SBC | AAC、SBC |
特徴 | AKM社製DAC実装(AK4375) | NFMI(接続性安定技術) |
オーディオテクニカは高音質コーデックaptXとDACをチップの標準搭載品を使わず、別に実装して高音質を図ったのが特徴(スペック上はフルワイヤレスイヤホンの中で1番高い)
E8はNFMI技術を使うことで接続の安定性が高いのが特徴。
オーテク的にNFMIは音質的に影響が出ると思い、あえて使わなかったらしいです。
aptXはAndroidスマホやDAPでの使用時には良いですね。
逆にiPhoneユーザーには恩恵無し(aptX未対応)
【音質レビュー】硬質なCKR7TW、ナチュラルで柔らかいE8
CKR7TWはクッキリ、ハッキリな音でオーディオテクニカの音そのもの。
解像度はかなり高く、11mmダイナミックドライバー+DAC(実装)+ヘッドホンアンプ(実装)のおかげで余裕ある鳴らし方をします。
中高音は爽やかで&やや寒色系で明瞭な音を鳴らしますがハッキリした音なので長時間聴く時は少し疲れるかも。
シンバルの音も鮮やかに聴こえるなどオールジャンルに曲が聴けます。
低音は標準イヤーピースで十分締まった低音出ます。
E8の中高音の解像度はそこそこ、ナチュラルで柔らかい音作り(暖色な音です)
曇った音では無く、不思議とずっと聴いていられる音。
作業する時にはE8を使う機会が多いです(じっくり聞く時はCKR7TW)
低音はシリコンチップだと薄いけど付属コンプライを使うと低音派も満足。
まとめ:音質重視ならCKR7TW/使い勝手はE8
高音質を求めるならATH-CKR7TWで間違いない無し、逆に使い勝手「タッチ操作、曲送り時のラグの無さ(CKR7TWは若干ラグる)、サイズ、デザイン」など総合的に見るとBeoplay E8が使いやすい。
しかし筆者的はE8の音も好き。
両機種共、良いけどフルワイヤレスイヤホンの音質を引き上げたATH-CKR7TWをオススメしたいです。

